プログラミング学習の目的は思考力や論理力を鍛えること。
わからない問題に対してたくさんのヒントは与えます。
ほぼ一対一状態で指導しているので、学んでいる生徒の得意な部分はよく把握しています。
だからこそ答えは安易に教えません。
過去に学んだことを思い出してもらうヒントを与え
それらの情報を統合し問題を解決しプログラムを作っていく。
それをしないで、安易に答えを教えてしまっては、やはりいつまでたってもきちんとした知識が身につきません。しかも 依存する気持ちばかりが大きくなってしまいます。
当然思考力も論理力も鍛えることができません。
ですから一つ一つ、そこに時間はかかりますが、確実に知識として頭に残り、役立つプログラミング技術になっていきます。と同時に考える力や、根気も鍛えられていきます。
多くのスクールで、ビデオだけを見せて『この通りにやってね』と 進めているとも聞きます。
ですがそれではなかなか身につきません。
早く課題ができるので達成感はあると思いますが、それで二年三年通ってプログラミング的効力あるいはプログラミングを作成する能力が身に付くでしょうか?
勉強嫌いな子が、机に向かう習慣づけにはなるかと思いますが、、、。
それは、ほかの学習科目でも同じです。
自分の頭を使って悩んで考えてこそ知識というものは身に付きます。
大人は経験上それをよく知っていますが、子ども達はそこに価値観を置いてはいません。
ふだんの生活でいつもせかされ『早く、早く』と言われているので、早く終わらせることに価値観を置いているからです。 それを変えてやらねばなりません。
社会のように暗記した知識がものを結う科目では 答えをすぐ見てしまった方がいいです。(ただし繰り返してしっかり暗記する必要があります)
国語、数学、理科のような科目は、少なくとも数分は自分の頭をフル回転させて考えてみることが大切です。
それから答えを見て、どのような導き方になっているのか、自分にはどのような視点が足らなかったかを知ることで問題解決能力が上がります。
そのような学習をしていかないと本当の知識にはなりません。
学校のテストでなかなか点の取れない人はその辺を勘違いしているかもしれませんね。
間違えてそれを直す、原因を知り次の問題に生かす。そんな繰り返しで知識は増えていきます。
特に 小・中学生のうちはまだ知らないことばかりですので、たくさんの失敗をすることがとても重要。
間違えそうだからとか、出来なさそうだからと早めに答えを与えてしまう(見てしまう)と、結果的にあまり良いことにはなりません。(5科目の指導はこちらで行っています。)
手間ひまはかかりますが、問題にぶつかる度に最適のヒントを考え与えていくのが我々の役目です。
そんな学習の中で、生徒たちが『あそういうことか❢』と気がつくと 本物の知識となり蓄積されていきます。
せっかくお子様を通わせていただくのに、
ただ楽しかった!ゲーム作った!だけでは スクールとしての価値が低すぎます。
一緒に考えながら、知識を統合することのコツ とか 知識をいかに応用して新しい場面を解決するのか
そんなことをプログラミング学習を通じて身につけて欲しいと思って毎日教室を運営しております。