
国語力と学力には相関関係が,やはりあるように思います。

今始まったことではないかもしれませんが、
今の中学生の国語力・日本語力の低下が気になります。
漢字の書き取りで思いっきり外した当て字を平気で書いてくれる生徒は、やはり日本語力が脆弱です。
(短文の意味が分かれば 近い字が推測もできるはずですから)
自分たちの時代に比べ今の子供たちの方が、語彙数ははるかに多いと思います。
ネットやSNSから流れる巨大な量の情報から、言葉数だけは増えています
しかし、ほぼ意味もわからずに使っているような感じがします。
言葉ひとつひとつをじっくり考える時間は今どきは無くなり、
より多くの情報を集めることにしか注意がいっていないからではないでしょうか?
そのような状況で、モノを読めばやはり薄っぺらな表面しか読み取れず
結果、読解問題につまずく 大きな原因になっていると思います。

まあ自分のことを振り返っても、
同じようなことであったかと思いますが
人生の先輩としてやはり国語力の大切さを置き去りにして
目先の点数だけを追うわけにもいかないと思います。
かつては知らない言葉はいちいち紙の辞書を引いて調べていたものですが
今はそんな面倒臭いことは受け入れられません。
便利な電子辞書があるので、または教室にはコンピューターを使って意味は即座にチェックできます。
よりたくさんの語彙とその使いかたを知るとで日本語の幅が広がり
結果的に日本語で考える思考力も向上します。
(春期講習、やってます)
我々はものを考えるとき日本語を使っています。
母国語の力が薄っぺらでは、考える力も薄っぺらのままで終わってしまいます。
目先の学校のテストの点数も大事ではあります(学習塾ですから)が、
これから生きて行く上で社会に出てからも大切なのは考える力です。
言葉の力がなくては 深く考えることもできません。

言葉に興味を持ち、こんな表現があるんだ!こんな使いかたがあるのだ!と知ることがまず第一歩だと思います。
子供達と何気ない雑談の中で日本語という母語の大切さを 1つでも多く伝えていきたいと思っています。
新年度に向け 無料体験会実施中です
どんな教室か 気軽に覗きに来てください
小学生の方は ビジュアルプログラミングから
中高校生は テキストプログラミング HTML~とJavaの講座があります。
ご自身の理解度によってコース設定ができます。