
先生早く答えを教えて! たいして考えもしないで、こう言ってくる子供が多くなってきて、しかも年々この傾向が強くなっているように思います。
幼い頃からゲームソフトになれ、攻略本を見て攻略することに馴染んでしまっている今の世代にはじっくり自分の頭で考えてみるといった習慣があまりありません。
ですから少しつまづくと、直ぐに答えが欲しくなるのです。
まあ、多分家庭においても、『はやく、はやく』とせかされるというのも大きいです。
(あまり、他人のことばかり言えませんが、、(+_+))

せっかく学びの場に来ているのですから
ヒントをもらいながら自分の頭でじっくり考えるということがここではとても大切だと思っています。
教えてしまえば、簡単にプログラミング課題はできてしまいますが、それでは、次に自分で考えて組み立てる時に
やはり手が出なくなってしまいます。
大変ではありますが、考えてPCを動かしてみて、ダメならまた考え直してそして動かしてみて、、、
そんな事の繰り返しで やっと知識というのは身に付いて行くのです。

安易に教えてもらったものは
その時は気分よくできるかもしれませんが、長い目でみればそれは身につかず、結果的には時間の浪費になってしまいます。
少しだけヒントをもらい頭をひねり、
『あっ、こういうことか!』と、腹の底からわかったとき、きちんとした知識として身に付きます。
今は、世の中全体が忙しくて、何事も早く早くと急かされてしまうので、どうしてもじっくり考える時間がとれません。
特に学校の算数の文章題や、国語の読解などはその代表ではないでしょうか?
じっくり考えたいけれど時間がない、だから答えを先に見て解説を読んでわかった気になって先に進む。
(もちろん懸命な子は必ず後でやり直しをしていますネ)
でもほとんどの人は答えを写してわかった気になって終わりになってしまいますよね。

プログラミングでも同じことです。
はじめのうちは知識もないので、ほとんどヒントをもらい続けないとできませんが、
慣れてくるうちに自分でいろんな工夫ができるようになり
プログラムが完成して行きます。
安易に教え過ぎるとそれがなかなかうまく進みません
プログラミングの学習では
先に進むのが大切なのではなく、プログラミングの腕前を上げることが大事なのです。
ですから考えないといけない場面では、しっかり時間をとって、生徒と言葉を交わしながら
『どうするといいかな?』
『これでやってみたらどうだろうか』
と試行錯誤をさせています。
普段、なかなか出来ない試行錯誤の時間を通して、
プログラミングの技術を上げると同時に
考え抜く力や根気強さも身に付いて行きます。
当教室では、無料体験授業も実施しております。
もしお子様がプログラミングに興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
また学習に関して、
そんなお子様もプログラミング教室をのぞきに来てはいかがでしょうか。
お待ちしております(*’▽’)